2025年02月20日
アトリエMアーキテクツの仕事

アトリエMアーキテクツの仕事・Jパネルの住まい
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/497031468.html
アトリエMアーキテクツの仕事・旧宅を受け継ぐ住まい
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/497059440.html
アトリエMアーキテクツの仕事・風景と寄り添う住まいと別荘
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/497226534.html
アトリエMアーキテクツの仕事・屋内2台ガレージの住まい
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/498041918.html
アトリエMアーキテクツの仕事・工夫を凝らしたコンパクトな住まい
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/497114443.html
アトリエMアーキテクツの仕事・構造用集成材の住まい
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/498062504.html
アトリエMアーキテクツの仕事・築200年の蔵改修
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/498090351.html
アトリエMアーキテクツの仕事・ホテル保養所リノベーション
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/498075749.html
大改造!!劇的ビフォーアフター17年特番スペシャルあれこれ
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/202005article_1.html
大改造!!劇的ビフォーアフターの最近の物件
https://www.asahi.co.jp/beforeafter/list.html
大改造!!劇的ビフォーアフターの以前の松永務物件集
https://www.asahi.co.jp/beforeafter/old/takumi/matunaga-t.html

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│住まい設計│店舗設計│アトリエMアーキテクツ│蔵のリフォーム│省エネルギー住宅│大改造!!劇的ビフォーアフター│古民家リフォーム
2024年12月28日
アトリエMアーキテクツの仕事

アトリエMアーキテクツの仕事・Jパネルの住まい
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アトリエMアーキテクツの仕事・旧宅を受け継ぐ住まい
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アトリエMアーキテクツの仕事・屋内2台ガレージの住まい
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アトリエMアーキテクツの仕事・工夫を凝らしたコンパクトな住まい
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アトリエMアーキテクツの仕事・構造用集成材の住まい
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アトリエMアーキテクツの仕事・築200年の蔵改修
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アトリエMアーキテクツの仕事・ホテル保養所リノベーション
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大改造!!劇的ビフォーアフター17年特番スペシャルあれこれ
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大改造!!劇的ビフォーアフターの最近の物件
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Posted by macchan24 at
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│住まい設計│静岡風景│建築風景│アトリエMアーキテクツ│蔵のリフォーム│大改造!!劇的ビフォーアフター│古民家リフォーム
2023年02月08日
アトリエMアーキテクツの仕事・築200年の蔵改修

・所在地:静岡県島田市
・主要用途:ギャラリー 収蔵庫
・敷地面積:—
・延べ面積:西蔵100.54 m2 東蔵65.69 m2
・構造補強・外壁改修・内部リフォーム
・竣工:2020年12月
・構造:土壁在来工法
・施工:静鉄ホームズ
・築200年の蔵改修物語・その1補修計画
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/202012article_1.html
・築200年の蔵改修物語・その2構造補強
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/202012article_2.html
・築200年の蔵改修物語・その3漆喰壁改修
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/202101article_2.html
・築200年の蔵改修物語・その4下屋屋根改修
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/202101article_2.html
・築200年の蔵改修物語・その5漆喰板戸建具改修
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/202102article_1.html
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2022年05月17日
北窓からみえる借景・蔵の屋根

旧宅のお住まいではほとんど感じることができなかった
北側にある蔵の屋根。
もちろん北側の各所には、窓があったので
決してみえない訳ではなかったのですが、
それを生活の中で無意識に感じることができなかった
といった方が良いかもしれません。
北側の窓というものは、小さいとか、
曇り硝子とか、とあまり眺めるという視点での窓ではありません。
せっかく築200年の蔵を改修して、
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202111/article_5.html

旧宅のお住まいを建て替える計画でしたので、
日々の生活の中で、住まい手の歴史を刻んだ蔵の屋根を
是非感じてもらいたいと思い、
洗面所には高窓
階段室には縦長窓
書斎横長窓をそれぞれ設定して、
住まいの各所から、日々の生活の中の風景として
蔵の屋根が眺められるようになっています。
あなたのお住まいの北側にも
良い風景があるかもしれません。

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2021年11月09日
アトリエMアーキテクツの仕事・築200年の蔵改修

・所在地:静岡県島田市
・主要用途:ギャラリー 収蔵庫
・敷地面積:—
・延べ面積:西蔵100.54 m2 東蔵65.69 m2
・構造補強・外壁改修・内部リフォーム
・竣工:2020年12月
・構造:土壁在来工法
・施工:静鉄ホームズ
・築200年の蔵改修物語・その1補修計画
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202012/article_1.html
・築200年の蔵改修物語・その2構造補強
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202012/article_2.html
・築200年の蔵改修物語・その3漆喰壁改修
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202101/article_2.html
・築200年の蔵改修物語・その4下屋屋根改修
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202101/article_2.html
・築200年の蔵改修物語・その5漆喰板戸建具改修
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2021年02月12日
築200年の蔵改修物語・その5

蔵の建具再生も、今後の使い勝手を決める重要な要素となります。
長年の経年変化と虫食いや割れと共に、とにかく重い建具。
まず軽いガラス戸は、少しサンダー掛けをして、
一部割れたガラスを交換して、上下の調整で割と簡単。

次に重い格子板戸ですが、虫食いは多いものの、
これは削り取っていくにはその欠損も多くなり、
何より重厚感がなくなってしまうので、
虫食いはそのままとして、洗いに掛けて、
すり減った戸車の交換と敷居の調整で対応。

また、今は使用されていない味わいのある
鍵の金板は再塗装して、その趣を残しています。
そこに、新たに埋込式の鍵を設置しています。

そこに新たに加わったのは、一番内側の網戸。
1450W×1800Hの大きな網戸の網はステンレス網。
既製品の一番大きな1m巾に合わせて
中桟を追加して、上下に分けて設置しています。
これで通風も万全で、懸案の猫も入ってきません。
これらの建具は、下屋と合わせてすべてグレー色として
古い建具の雰囲気としっくい塗装の白とのコントラストが
美しい関係を創り出しています。

実は、さらにこの手前にしっくり塗りの鉄扉があるのですが、
これは、もうどうしようもなく相当の重量なので、
一応、敷居のステンレスと戸車交換はしましたが、
以前よりましになったものの普段使いではないので、
ほぼ引き込んだままとなっています。

二棟ある蔵の片方には、さらに漆喰厚200mmの
これぞ、蔵の扉が観音開きで付いていますが、
漆喰部分を補修・再塗装しており、
これは、普通に可動しています。
こうして、普段使いの建具もそれぞれに
新たな補修をして、それぞれの機能も再生しました。
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2021年01月15日
築200年の蔵改修物語・その4

今回は蔵の下屋屋根材のお話しです。
築200年の蔵の既存下屋屋根は、
銅板葺きで見事な緑青が吹いてして素晴らしいものでした。
当然、それを活かしたいと思いましたが、
考えておかなければならないのが樋の問題です。
現状の樋は、塩ビ製の半丸樋でしたが、
劣化が進んでいました。

加えて下屋屋根の一部に雨漏りによる腐食と
タル木や桁にも、一部腐食がみられました。
当初から、柱と方杖は入れ替える予定でしたが、
既存タル木部は一部腐食部の取り替えと
補強タル木を両側から添えて補強し、
さらに軒先を延長して雨掛かりを抑える設計としていました。
現場の進行の中で、それなら躯体を解体して
軒桁は腐食部のみ取り替えて再利用して、
タル木を新規にかけ直した方が施工も早く、
補強タル木を転用できるので、可能とのことになり、
下屋全体を再構築しています。


話を樋に戻します。
蔵の構造補強と外壁補修で生まれ変わる蔵の外観。
そこに既存銅板屋根が合うことは間違いありません。
しかし、そこに塩ビ製樋では
蔵全体の質感の釣り合いが取れません。
そうなると銅樋ということになりますが、
蔵本体の瓦屋根の樋も、塩ビ製から銅板樋へ
替えるとなると、
はたして樋にそこまでコストを掛ける必要があるか?
ということになります。

今回は、塩ビ製樋から私の設計スペックである、
タニタハウジングウェアのガルバリウム鋼鈑樋の
スタンダード半丸を使用します。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/37/
しかし、ガルバリウム鋼鈑と銅板を同時使用することは、
金属イオン化傾向による電食を誘発する
可能性があるので、避けたいところです。
下屋の構造躯体の取り替えとガルバリウム鋼鈑平葺きに
ガルバリウム鋼鈑樋という組み合わせが、
全体の質感とコストのバランスが良いと判断しました。

しかし、この銅板を単に廃棄するというのは、
この上ない罪なことと感じておりましたが。。。
と、ちょうどその頃にポツンと一軒家と
大改造!!劇的ビフォーアフターの初コラボ番組で、
静岡・諸子沢の古民家リフォームをおこなっていたので、
そこに転用するお話しを建主さんにしたところ、
快く受け入れくださり、
私の教えている静岡産業技術専門学校のご協力と
建築科の学生たちに手伝ってもらって加工・取付をおこなう
というタイミングバッチリの提案をおこない、
築200年の蔵の銅板が築150年の古民家リフォームに、
若者の力で受け継がれるという物語ができあがりました。

〇ポツンと一軒家・大改造!! 劇的ビフォーアフター番外編1銅板再生編
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202004/article_1.html
〇ポツンと一軒家・大改造!! 劇的ビフォーアフター番外編2学生奮闘編
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202004/article_3.html
こうして、銅板を無駄にすることなく、
築200年の蔵の下屋屋根も再生することができました


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2021年01月04日
築200年の蔵改修物語・その3

今回の改修の肝となっているのは、
構造補強と共に外壁の漆喰壁の改修です。
漆喰壁の改修は非常に難しい面があります。
まず表面の漆喰を補修する前に、
その下地となっている土壁が脆くなっているので、
そのまま表面だけを補修しても、
台風などで剥離する場合があります。



この蔵も三年前の台風が静岡を直撃した折に、
一部の漆喰が剥離落下して、部分補修をおこなった経緯がありますが、
その時に下地の土壁を補強しているので、
その補修方法で、今回の漆喰壁の改修をおこないました。

漆喰壁の下地が脆くなっている場合、
これを剥がして改修すると大変なコストと時間が掛かりますので、
表面の漆喰のみを剥がして、
下地に特殊な浸透性接着剤を等間隔で注入して固結強化して、
その上に、下地のモルタルを
下塗り、中塗り、上塗りと塗り重ねていきます。
そして、最後にフッ素樹脂塗装で白く塗っています。
漆喰壁の再生ではなく、塗装による再生で
コストダウンを図っています。
といっても、この下地の接着剤強化でも、結構コストが掛かります。
さらに、今回は外壁に金属板で覆われた部分がありました。
恐らく、簡易補修をしたあと、漆喰壁としないで、
金属板で覆っているという想像でしたが、
この部分の補修にも、工夫が必要でした。


土壁の下地は、通常竹小舞という割竹が使われていますが、
ここでは、竹がそのまま編んでありました。
柱下と土台の腐食部の取り替え部は、
モルタルで埋めて、杉板で塞いでいます。
漆喰上の下地の胴縁が浮き上がっている部分があり
非常に不安定な下地状況でしたので、
新たに長ビスを追加して躯体の柱に
直接胴縁を緊結する補強を施しています。

その上で、剥離や割れのある部分を剥がして
同じく接着剤注入補強をして、透湿防水シートで覆い、
さらに、新たな胴縁で押さえてから
ガルバリウム鋼鈑を施工して改修しています。

こうして、塗装部分とガルバリウム鋼鈑部分と
二種類の外壁改修をおこなっています。
昨年は、夏に長雨が続き左官業者さんも
あちこちの工事が滞ってしまい、
ここでも、業者さんを入れ替えて何とか完成にこぎ着けましたが、
それでも、予定より3ヶ月遅れてしまいました。
こればかりは、仕方ないことですね。
色々な経緯がありましたが、
築200年の蔵の外壁が、次の200年へと受け渡す
基本的な改修ができたと思います。

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2020年12月29日
築200年の蔵改修物語・その2

今回の蔵の構造補強については、
簡易的ですが、合理的な補強手法をとっています。
本来の構造補強をおこなうと、
大がかりな大規模改修となってしまい、
住まいではない、補助的な役割の蔵にとって、
現実的な選択肢ではありませんでした。
今回は屋根瓦や屋根構造は触らないで、
その荷重を新たに内側に設置する補強柱に分担させて
漆喰壁内の柱への負担を軽減する手法をとっています。
土塗り壁に半分埋まっている既存柱140角の内側に、
新たに120角の杉柱を建て込み、
2階の床梁はそのままとして、
既存のコンパネ厚12を剥がして、
新たに構造用合板厚28を張って床剛性を高めると共に、
この床と梁を介して、上下階の120角柱は、
20kN用ホールダウン金物で一体化しています。

2階柱上部は、新設の120×150杉桁によって結ばれていますが、
柱脚は固定しないで、地震では滑るにようしています。
内側の躯体で固めすぎてしまうと、
外力が蔵本来の躯体へ余分な力として伝わって、
壊れる可能性があるためです。


こうして新たに内側設置された構造躯体に、
屋根全体の荷重を負担させてから、
蔵の構造体である柱の下部根元や土台の腐食している箇所を
根接ぎしたり、取り替えたりして、
本来の構造体についても、補修・補強しています。


これで、本来の構造躯体と
新たに新設した内側の構造躯体が一体となって、
蔵全体の耐震性を高めるようになっています。

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2020年12月27日
築200年の蔵改修物語・その1

築200年の蔵2棟の改修工事に携わってからもう三年。
といっても、設計だけを続けていたわけではなくて、
敷地全体の建物の今後の建て替え計画や分割手法、
既存樹木の移植や既存建物との連携など、
様々な検討の一環でした。

足の踏み場もないほどの物が詰まった蔵を
まずは現地調査をして、既存図面を作成しながら
躯体の状況を把握することからスタート。

真夏の蔵の中での現地調査は、なかなかハード。
蒸しかえる暑さの中ですが、
漆喰と木造躯体の蔵の中は、外部の酷暑に比べれば
まだましではありましたが。。。

こうして寸法を描き起こしてから、
3DCADによる図面化と模型を製作して、
基本的な補強構造計画を考えます。


ここでは、すべてを全面改修する予算はかけられないので、
部分改修として、躯体補強計画および外部漆喰壁補修と
内部の収納計画に絞っての改修計画となりました。
設計がまとまり、見積および調整も終わって、
改修工事に入ったのが、ちょうど一年前。

そのころ、ポツンと一軒家と大改造!!劇的ビフォーアフターの
初コラボ番組のリフォームも始まり、
ちょうど、この蔵の下屋の銅板を剥がして、
私の教えております静岡産業技術専門学校の学生たちに
手伝ってもらって、加工・取付工事をおこないました。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202003/article_9.html


築200年の蔵の下屋の銅板が、
築150年の古民家リフォームへと
学生たちの若い人の力で、受け継がれていくのも感慨深いです。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202004/article_3.html
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