2016年08月27日

おりづるタワー探訪『ひろしまの丘』編。



プレオープン間もないおりづるタワーへ行ってきました。
私の故郷・広島ですので、原風景でもある平和公園、
しかも、原爆ドームすぐ脇にある古いビルのリノベーションですから、
非常に興味あるプロジェクトです。
設計は三分一博志氏。風を取り込む建築で有名です。
http://www.orizurutower.jp/

おりづるタワーの特徴は、何といっても最上階にある『ひろしまの丘』
http://www.orizurutower.jp/experience-area/sightseeing-tower/
階段を上がると、いきなり眼前に広がるヒノキで被われた小さな丘は、
程よい斜面と段状で構成されて、
柱も天井もすべて被われています。



実は、この階段分が丘の高さになっているので、
階段脇からそのままのレベルで、
丘のすそ野となる建物周囲に出ることができます。
また、階段側の壁はすべて鏡となっていますので、
そこに丘の虚像が映り込んで、360°の景観が広がります。





デッキの丘には、人々が思い思いの場所に座って、
広島市内を一望できます。
訪れたのがうだるような暑さの7月中旬でしたが、
風が吹き抜けて、とても気持ちよい。



床から3mほどの大きな庇状の先端までは、
菱型のステンレスワイヤーで被われて、
床には、アイビーが植栽されていますので、
ここもやがてグリーンカーテン化するはずです。





立地的に、原爆ドームのすぐ脇ですので、
平和公園も含めて、全体を俯瞰することができますが、
一般の人々がこの風景を見ることができるには、
広島では画期的なことではないでしょうか。

デッキには、照明が配置されていましたので、
夜景は、もっと幻想的になることでしょう。

見所満載なので、他の箇所はまた別の記事で。

ひろしまの丘の動画はこちらから。
https://youtu.be/mTSZZ3csnjE

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Posted by macchan24 at 18:20Comments(0)建築風景広島風景